こんにちは。
新小岩の自転車大好き行政書士、野村です。
今年はEV関係の話題が何かと多い年ですが、それを象徴するかのように国内のガソリンスタンドが減り続けていることが報道されていました。
資源エネルギー庁によると、1994年度末に60,000カ所以上あったガソリンスタンドが、2016年度末には31,500カ所以下になっていると。
概ね半減していることになります。
以前勤めていた会社は、油を運ぶ会社だったので肌感覚でガソリンスタンドが年々減っていることは感じていましたが、改めて数字で見ると戦慄します。
クルマも売れていないですし、そもそもクルマを必需品と考えていない年代が多くなっています。
高齢者の運転による事故の問題もあり、団塊の世代はここ10数年で運転しない世代になるでしょうし…
ただ、一方で身近な給油所がなくなると暖房用の灯油が入手できなくなるため、山間部などで高齢の世帯は大変です。
国は給油所が3カ所以下の市町村を「給油所過疎地」としていますが、今年3月の時点で302カ所あるようです。
EV普及がまだ端緒についてばかりであり、またクルマが無いと生活するのに支障をきたす地域の高齢者対策などと相まって、リリーフ策が求められるような気がします。