こんにちは。
新小岩の自転車大好き行政書士、野村です。
トヨタが新しいスポーツカーブランドとして「GR」というのを発表しました。
昔クルマ好きだった身としては、ちょっと馴染めないですねぇ。
トヨタのスポーツブランドといえば、やはり「TRD(Toyota Racing Development)」ですね。
まぁ、スポーツ「カー」のブランドなので別なんでしょう。
所有欲を高めクルマ離れに一定の効果を持たせたいようですが、そもそもスポーツカーに乗りたい方はマニュアル車に乗りたい方が多いと思うのですが、マニュアル車の設定がないことが多いじゃないですか…(T_T)
若者のクルマ離れについていえば、クルマが高くなりすぎている感じはしますし、免許をとって乗るのに手ごろなクルマが少ない気がします。
我々の頃は1ℓ,1.3ℓ、1.6ℓで3ドアハッチバックのボーイズレーサーのマニュアル車が数多くあり、中古車も手ごろな値段で手に入りました。
まぁ大学生にとっては70万でも十二分に高い買い物でしたが、それで仲間とアチコチ走るのが楽しかったのです。
今はそいうクルマが少ないので、クルマを好きになる機会がなく、初めからATワンボックスなどの実用車に乗ってしまうので、クルマを道具としか見なくなってしまうのではないでしょうか?
それが、結果として経済的な負担を強いられてもクルマを所有する魅力を感じさせなくなっていると思います。
「道具」としてのクルマなら、経済負担の大きい自己所有よりも、必要な時に必要なだけ使用するレンタカーやカーシェアでよいと。
特に所得が低い昨今ではそれが加速しているので、もし新ブランドが「既存車種をスポーティに仕立てただけ」の路線であれば、失敗するのではないかと思います。
クルマに所有するための価値観を持たせるには、スポーティらしさを演出するのではなく、クルマを操る歓びを感じられることが必要なのではないかと。
そのためにも手ごろな価格・サイズで動力性能と足回りをしっかり作りこんだマニュアル車を作って欲しいところです。
スターレット・ターボやカローラFXの後継を望みます!(^^)