こんにちは。
新小岩の自転車大好き行政書士、野村です。
先日アマゾンが個人の運送事業者を1万人囲い込むというようなお話しが出ていました。
恐らくこの「貨物軽自動車運送事業」の事業主さんと大量に契約することになるのものと思われます。
所謂、○帽などの軽自動車を利用した運送事業で、黒いナンバープレートがついている軽自動車ですね。
略して軽貨物ですが、いわゆる普通の貨物自動車の運送事業の許可よりも比較的簡単な要件でとれるのです。
一般貨物自動車運送事業ですと、運行管理者(国家資格保持者)と整備管理者が必ず必要ですし、何より最低5台はクルマが必要です。
しかし軽貨物ですと、個人で1台から始めることが出来ますし、運行管理者や整備管理者の資格要件もありません。
何より個人の場合は自分自身が管理者ですから…
で、安易に始められる方が増えても困るなぁと思うのです。
また、囲い込むのはよいのですが、運送費用が適正な価格なのか?事業者さんごとの稼働時間の管理は行うのか?色々気になります。
貨物の運送事業者さんに依頼すると、労務管理や運行管理などで輸送費のアップを求められるので、個人の軽貨物事業主ならどんなに働かせても責任が無いし、使い勝手がいいなどと思っているのだとしたら問題です。
今度は、そういった個人の事業主さんの過労が問題になったり、事故などが頻発したりしないように、荷主側も責任をもって管理を行って欲しいと思います。
どこかにしわ寄せが行くということがないように、行政サイドも監視を行って欲しいですね。
とは言え、貨物軽自動車運送事業をこれから始めたい方がいらっしゃりましたらお問い合わせください。(^^)