こんにちは。
葛飾区は新小岩の自転車大好き行政書士、野村です。
DXだ電子化だと騒がれている昨今ですが…
元SEからすると、電子化(システム化)というのは、あくまでも「手段」であって「目的」じゃないハズなんですよね。
手段が目的化してしまうと、とかく「今やっている業務をそのままシステム化」してしまいがち。
そうすると、結局無駄なプロセスや、そもそも間違った目的のために存在していたモノまでのっかってしまい、使いづらいシロモノになったり、活用できないものが出来上がる。
事前に目的を達成するうえで今のプロセスが妥当なモノとなっているのか?
何処かに無駄や無理はないか?逆に不足はないのか?をよく吟味する必要があります。
それが国のシステムであれば、各業法の改正を踏まえてから実施すべきものもあるかと思います。
各種の法律に存在する「場所」や「人の配置」に関する概念は、現在の技術を踏まえて検討し直す必要があるでしょう。
特に今の状況のようにリモートが推奨されるのであれば、猶更です。
また、単純に申請されたものを審査するためだけでなく、その後そのデータをどのように利用するのか?
または、どのような情報を国として管理・分析したいから、どのようなデータを取得できるようにするのか?
他の省庁との連携をどうするのか?
などを十分検討して、推進して欲しいところです。