こんにちは。
新小岩の自転車大好き行政書士、野村です。
先日、知的資産経営のシンポジウムに参加してきました。
知的資産経営の知的資産というのは、特許権や知的財産権だけではなく、経営者の経歴や人脈だったり、従業員の技能や技術、製品やサービスを作り出す職場の仕組みや雰囲気など、もっと大きな経営上の資産をいいます。
表面に見えない資産なので「無形の強み」と言われています。
これらは、財務諸表には現れない経営上の資産なので、融資などの際に評価をするのが難しいこともあり、なかなか浸透していません。
しかし、金融庁の方針の転換などもあり、従来の担保に頼った融資ではなく、事業の成長性を判断して融資をするようになってきています。
私自身も補助業務などで、お客様の経営計画書や補助事業計画書を作成している中で、ヒアリングした内容以上の可能性を発見することも多いのです。
そうした、お客様自身では気が付きにくい、「強み」や「弱み」をお伝えしてお役に立って行きたいという思いを強くしたシンポジウムでした。