【「自転車活用推進法案」可決成立へ!】
先日(2016/12/02)行われた衆議院国土交通委員会において「自転車活用推進法案」が委員長提案で提出され、全会一致で可決されました。
国土交通委員会では自転車活用推進法案の他、無電柱化を進める法案、バスの運転手などにMRI検査を義務づける道路運送法改正案の二つの議員立法と一緒に、委員長提案の形で提出され、審議無しで無事に可決されました。
この法案は基本理念に以下のようなものを掲げています。
・自転車は環境への負荷が低く災害に強い
・自動車への依存の低減が、健康増進と交通混雑緩和による経済効果をもたらす
・交通安全の確保を図る
また、国や自治体、公共交通機関の責務を定め、基本方針として「自転車通行空間の整備」をはじめとする14項目を明記しています。
東京五輪・パラリンピックに向けて「世界最高水準の自転車利用環境を用意する」ことを目標に「交通政策基本法と、自転車に関する個別法の間をつなぐ」法整備がなされることになりそうです。
法案は来週、衆議院本会議で可決され参議院に送られる予定で、今臨時国会での成立が確実になりましたので、来年以降どのように施策化され、具現化されるか注目ですね。(^-^)。