【平成28年度第二次補正予算「ものづくり補助金」もスタート!】
本日、平成28年度第二次補正予算「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」の公募が開始になりました。
中小企業庁「平成28年度第二次補正予算「ものづくり補助金」の公募を開始します」
期間は、平成28年11月14日から平成29年1月17日までと、小規模より遅く開始になったのに、小規模よりも早く締め切られます。(;^ω^)
対象は、「認定支援機関」のバックアップを得た事業を行う中小企業・小規模事業者です。
この事業の内容は以下のようになっています。(要領より抜粋)
1.事業の目的
国際的な経済社会情勢の変化に対応し、足腰の強い経済を構築するため、経営力向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための中小企業・小規模事業者の設備投資等の一部を支援します。
2.補助対象者
本補助金の補助対象者は、日本国内に本社及び実施場所を有する中小企業者に限ります。
本事業における中小企業者とは、【ものづくり技術】で申請される方は「中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律」第2条第1項、【革新的サービス】で申請される方は「中小企業等経営強化法」第2条第1項に規定する者をいいます。
3.補助対象事業及び補助率等
本事業では、【革新的サービス】【ものづくり技術】の2つの対象類型があります。
また、それぞれについて、「第四次産業革命型」「一般型」「小規模型(設備投資のみ、試作開発等)」の3つの事業類型があります。
補助率は、補助対象経費の3分の2以内となります。
注1.業種の如何を問わず、【革新的サービス】、【ものづくり技術】のどちらでも応募申請が可能です。
対象類型
【革新的サービス】
【ものづくり技術】
事業類型
・第四次産業革命型
・補助上限額:3,000万円
・補助率:2/3以内
・設備投資:必要
・補助対象経費:機械装置費、技術導入費、専門家経費、運搬費
・一般型
・補助上限額:1,000万円
・補助率:2/3以内
・設備投資:必要
・補助対象経費:機械装置費、技術導入費、専門家経費、運搬費
・小規模型
[設備投資のみ]
・補助上限額:500万円
・補助率:2/3以内
・設備投資:必要
・補助対象経費:機械装置費、技術導入費、専門家経費、運搬費
[試作開発等]
・補助上限額:500万円
・補助率:2/3以内
・設備投資:可能(必須ではない)
・補助対象経費:機械装置費、技術導入費、専門家経費、運搬費、原材料費、外注加工費、委託費、知的財産権等関連経費、クラウド利用費
※一般型と小規模型については、以下のいずれかの取り組みをすることで、補助額の上限をあげることができます。
①雇用増(維持)をし、5%以上の賃金引上げについては、補助上限を倍増
②最低賃金引上げの影響を受ける場合については、補助上限をさらに1.5倍
4.補助対象要件及び事業実施期間
応募申請事業は、下記の要件を満たし、事業実施期間内(交付決定日から平成29年12月29日(金)(小規模型の場合は平成29年11月30日(木))まで)に発注、納入、検収、支払等のすべての事業手続きが完了することが必要です。
【共通】
(1)どのように他社と差別化し競争力を強化するかを明記した事業計画を作り、その実効性について認定支援機関により確認されていること。
(2)(第四次産業革命型のみ)「IoT・AI・ロボットを用いた設備投資」を行うこと。
【革新的サービス】
「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」で示された方法で行う革新的なサービスの創出・サービス提供プロセスの改善であり、3~5年計画で、「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること(中小企業等の経営強化に関する基本方針(平成28年7月1日)第2 2 二に準じます)。
【ものづくり技術】
「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセスの改善を行い、生産性を向上させる計画(3~5年計画で「付加価値額」及び「経常利益」の増大を達成する計画)であること。
その他、詳細は以下を参照してください。
平成28年度補正 革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金【公募要領】(東京都)
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