【小規模事業者持続化補助金とは? その7-申請から交付まで-】
小規模事業者持続化補助金の申請から交付までの流れ
さて、ここまで小規模事業者持続化補助金について
1.目的
2.補助対象事業者
3.補助額
4.補助率
5.補助対象事業例
6.申請書類
と見てきました、今回はそれらを踏まえて申請から交付までの流れを見てみたいと思います。
ちなみに、今年の春は以下のスケジュールで実施されましたので、このスケジュールと図を照らし合わせてみてください。
また、先日新たに募集が開始されましたので、近く「小規模事業者持続化補助金」の固定ページの方を公開しますので、そちらもご覧ください。
◆スケジュール
今回(平成28年第2次補正予算)のスケジュール
・公募開始 :2016.11.04.(金)
・受付締切 :2017.01.27.(金)
・採択結果発表 :3月中旬~4月上旬か?
・補助企業期間終了 :2017.12.31.(日)
・報告書提出 :補助事業を完了した後30日を経過する日
または、2018.01.10.(水)まで。
全体的な流れは以下になります。見えずいかもしれません…(;^ω^)
図の中で気を付けるポイントは以下の通りです。
◆「商工会に書類提出」
この部分が前回述べた商工会でのチェックあたります。
この部分の流れは以下のようになります。
①商工会に申請書類(経営計画書・補助事業計画書)を持参。
※持込む前に電話して予約しましょう!
↓
②中小企業診断士がチェック。
↓
③指摘を受けて修正。(場合によってはそのまま提出も可能。)
↓
④修正後、再度書類を持ち込み。
↓
⑤商工会に申請書類提出
↓
⑥5営業日くらいで事業支援計画(様式4)を受領。
※商工会まで受け取り行きます。
特に「事業支援計画書できましたよ。」というような連絡は来ないので、提出時にどのくらいで出るかを聞いておいた方がよいです。
また、締切直前期は10日程度かかるので早めの申請を心がけてください。
↓
⑦晴れて申請書類を提出。(郵送)
◆募集締め切り
一応、締切日の消印有効となっています。
郵送しか受け付けてもらえません、間に合わないからと言って持ち込みは不可ですので、早めの申請を心がけてください。
◆採択結果の通知
今までからすると、大体2ヶ月後くらいですね。
採択結果の発表日に、商工会のホームページ上に採択事業者の一覧が発表されます。(PDF)
その中にご自身の事業所名と事業名が載っていれば、めでたく採択されたことになります。
すこし後に、採択・不採択の通知が郵送されてきます。
◆補助事業の開始
ホームページ上で採択事業者の一覧に載ったからといって、その日に補助事業に関する経費を使っても認められません。
必ず、採択通知が来てから支出を行うようにしましょう!
◆事業年度の終了
事業年度の終了までに、補助事業に関する経費の支出を完了させましょう。
気を付けておきたいのは、商工会議所と商工会連合会によって、補助事業の期間が異なる場合がありますので、よく確認してください。
【例】H27補正予算時 商工会議所:2016年11月末/商工会連合会:2016年12月末
ただし、今回は事業期間は同一で、2017年12月末になっています。
クレジットカードは使用日ではなく、引き落とし日が事業期間内でなければ認められないので注意してください。
◆報告書の作成
当然ですが必ず提出してください。
そうしないと折角採択された補助金が受け取ることができなくなります。
また、適正な経費を計上するようにしてくだい。
提出期限についてもよく確認して、期限切れなどの哀しいことにならないようにしてください。
以上、駆け足で小規模事業者持続化補助金について見てきましたが、如何でしたでしょうか?
少しでも参考になっていれば幸いです。
申請をお考えで分からないことや、相談したいことなどがありましたら、遠慮なくお問い合わせくださいね。(^^)/