【小規模事業者持続化補助金とは？ その３ー補助額ー】
小規模事業者持続化補助金の補助額（11/04の二次補正分の募集を受けて加筆です。）
補助額は、上限50万円と100万円の２つです。
他に、複数の事業者が連携して取り組む共同事業の場合に、上限500万円というのがありますが、あまり一般的ではありません。
万が一通ったとしても、事業年度末に報告する報告書の作成が大変です。
また、補助額100万円の場合は、以下の４つの条件何れかを満たさなくてはなりません。
①雇用を増加させる取り組み
②買い物弱者対策の取り組み
③海外展開の取り組み
④賃金を増加する取り組み ※平成28年度第二次補正予算（2016/11/04募集開始~2017/01/27締切）分で追加されました。
取り組み、取り組みって相撲か…(*´Д｀)
あ、イヤイヤ。(^-^;
ただし、②については都市部では難しいものがあり、③についてもあまり採択例は多くないようです。
①雇用を増加させる取り組みについては、更に以下の条件が必要なので、新規に雇用する個人事業の方にとっては、覚悟が要りますね。(^^;)
a.公募開始以降、作成した計画の実行を目的として新たに雇用すること。
b.雇用した従業員は狭義、の社会保険（厚生年金保険、健康保険）に加入させること。
c.b.の従業員を少なくても補助事業の完了日まで雇用を継続させること。
d.補助事業完了時点で、公募開始日よりも社会保険に加入している従業員の数が増加していること。
なかな厳しい条件ですが、既に常時雇用している事業所ではクリアすることはできるかもしれませんね。
今回加わった④についてですが、申請様式６を見ると賃金を増加させる従業員を特定したり、根拠を提出する必要がありこれも少し難易度が高そうです。(;^ω^)
今回は思いのほか長くなったので、次回補助率について書きたいと思います。(^^)/