【経営力向上計画】
経営力向上計画というものをご存じでしょうか？
今年の7月に「中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律の一部を改正する法律」という法律が施行されました。
その中で「経営力向上計画」の認定を受けると色々なメリットを受けることができるようになりました。
これをわかり易く分解すると
1.中小企業・小規模事業者や中堅企業が、
2.人材育成や財務管理、設備投資などの「経営力向上のための取組」を、
3.「経営力向上計画」という計画書に記載し、
4.事業所管大臣に申請し、
5.認定を受けると、
6.固定資産税の軽減措置や各種金融支援が受けられる。
というものです。
具体的には、1.固定資産税の軽減と2.各種金融支援が歌われています。
そして今日、2.の金融支援の部分で日本政策金融公庫の「新事業活動促進資金」の融資対象に経営力向上計画書の認定を受けた方が加わりました。
設備投資を行う場合、基準金利から-0.9％の金利を適用するということです。
残念ながら、運転資金は基準金利のままですが…
今後は補助金の採択でも考慮されるのではないかとも言われており、事実として一部の補助金では加点ポイントのひとつになっていました。
様々なメリットが受けられるこの制度、申請書類も少ないのでお勧めですが、やはり事業者様がご自身で記載するにはハードルが高い気がします。
もし、「経営力向上計画」の認定は受けたいが申請書類の記載が面倒、記載の仕方が分からない等でお困りの場合はお気軽にご相談ください。(^-^)
「経営力向上計画」については、別に専用ページを作成しましたので、こちらをご確認ください。