【自転車との出会い】
自転車に乗り始めたのは、2007年の2月頃。
前年の11月に14年一緒に暮らした愛犬を亡くし、更に年末に父が末期の食道癌ということで家の中が暗い雰囲気。
気分転換にママチャリではあったけれども、久々に自転車に乗ってみたら、不思議と気が晴れた。
ただし僅か数キロしか走っていないのに、足はパンパンで翌日はひどい筋肉痛…(T_T)
それから週末ごとにチャリで外を走るようになったが、「カッコいい」チャリが欲しくなり、ネットでクロスバイクを知る。
当時、自転車に7万円は清水の舞台から飛び降りるほどの決意を要したが、決心してクロスバイクを購入。
自転車屋さんから乗ってくる道すがら、「これは!自分の知っている乗り物ではない!!」と感動。
あの衝撃は忘れられない。(^-^)
しばらくして父が亡くなったときも、何とも言えないあの喪失感を自転車に乗っているときは不思議と忘れさせてくれた。
その後、荒川・江戸川の両サイクリングロードを走ることを覚え、自分が自転車に乗るには絶好の場所に住んでいることに気が付く。
追い風にのって調子よく野田橋辺りまで行き、強烈な向かい風の前に心が折れそうになり、漕いでも漕いでも松戸が近づいて来なくて、「このまま永遠に家にたどり着けないんじゃないか?」と思ったのも今はいい思い出。
そうこうする内にロードにバンバン抜かれることに耐えられなくなってくる。
ホイールを変えたり、ハンドルを変えたり色々パーツを変えるが対抗できるハズもなく…(できるヒトもいましたが(/・ω・)/)
「俺とアイツの何がそんなに違うんだ!!」
と自転車屋に尋ねたら、
「モノが違う!」
とバッサリ…(^^;)
そして2010年11月ついにロードを購入。
更に那須で如何に自分が登れないかということを思い知らされ、坂を登る楽しさという禁断の果実を手にしてしまう。
あまり早くは登れないし、登っている間は「何でこんなバカなことをしているのだろう?」と思ったりしますが、それでも止められない。
どっぷりですね…
自転車と自分がシンクロして、何処までも何時までも走っていれるようなあの感覚が大好きです。
生きている限りこれからも自転車に乗り続けていきます。
何処かで見かけたらを声がけください。(^^)/